SSブログ

うちにはいってるなー [本]

いまこの本を少しずつ読んでおります。

いまこの国で大人になるということ

いまこの国で大人になるということ

  • 作者: 苅谷 剛彦
  • 出版社/メーカー: 紀伊國屋書店
  • 発売日: 2006/05
  • メディア: 単行本


大人といわれる年齢にむかってどんどん育っていっている子どもを持つ親として
タイトルに強烈にひかれて手に取りました。
どのようにこの子達を導いていったらいいのか…と
悩みモードにはいっていたこともあるのかもしれません。

いまを生きていくからこそ明日があり、
発達もすれば、しないかもしれない。これは結果でしかない。
なのに、この結果を目的、課題にして
将来のため、大人になる準備のため、
などという名目で教育や様々な取り組みがされている。
しかもこれは子どもの内からでてきたものでもなんでもなく、
まわり、大人と呼ばれる人たちからの提言でしかない。
そのときの持てる力を最大限使うことによって
根ざしたものになり大人になっていくのに(結果)
将来(結果)を目指して育って大人にはなれない。
人生に準備の期間などあるわけがなく
いまを本番として生きることしかない。
子どものいまをしっかり生きることを見失ってはいけない。

編者でもある苅谷さんのお話が今のところ一番響いたので、
私なりに解釈してみたのですが
なんだか訳がわからない文章になってしまいました…
苅谷さんごめんなさい!

16名の執筆者の方々が興味深いお話をされています。
すぐに影響されるといわれる私、
ここ数日こどもたちに対する接し方がマイルドになっております。



nice!(2)  コメント(5)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 2

コメント 5

のりりん

なるほど…。
大変、興味深い本ですね!!
一日一日の積み重ねで未来が出来上がって行くから人生は面白いのに、最初からレールを敷いてそれから離脱できない人生は、そこはかとなく、むなしさが漂いますよね。
イチローのように、自ら決めた目標に進むのは素晴らしいと思いますが。
大人のおしつけも、しすぎると子供の創造性と自立性を蝕んでしまいますね。
by のりりん (2006-06-27 22:45) 

ぽち

のりりんさん、このような文にまでコメントありがとうございます!

でも体調はいかがかしら?
ゆっくり、ゆっくり…
by ぽち (2006-06-30 09:37) 

のりりん

ありがとうございます♪
おかげさまで、だいぶよくなりました。
by のりりん (2006-06-30 21:50) 

noyuchan

長男は昨年成人、次男は大学生になりました~
男の子二人の子育て、思うように行かず大変でしたが、
自然のまま大きくなったような・・・感じです。
もう少しこうだったらな~という希望はありますが
楽観的に育ててしまいました。
レールをひいても多分外れたと思うので自分達が好きな方向に自然と行ったみたいです。
小学生時代は遊び,中高は部活と勉強をそれなりにって感じでした。^^
by noyuchan (2006-07-02 14:24) 

ぽち

noyuchanさん、こんにちは。
そんなに大きなお子様がいらしたなんて!!
自然のままに大きくなったなんて、すばらしいです!
楽観的に…
私もしっかり見習わなくてはダメです…
レールは敷きたくないと思いつつ、
「これくらいは身につけておいてもらいたい」
と、思うところから小言がつい出てしまいます。
by ぽち (2006-07-05 14:36) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

いかんいかん…秋の終わりに… ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。